就職活動とは文字のとおり職に就くための活動です。では、何のために職に就く＝仕事をするのでしょうか。
日頃こうしたことを考えることは少ないのですが、人生でそうは多くない就職活動の機会に、１回考えてみてもいいかもしれません。
こういう問いかけをした私達も、一般的に通用する答は持ち合わせていません。仕事をする目的は人それぞれ千差万別ですし、どれが正解ということでも無いような気がします。生活のためでもあるでしょうし、趣味のため、自己実現のため、様々な理由が複合的に存在するのだと思います。私達親子もサラリーマンだった時期があり就職をしましたが、恥ずかしながらこうしたテーマに真剣に向き合ってはいませんでした。社会に出てから副社長は20年超、社長の私は50年超が経過しましたが、働く中で朧気に見えてきた、というのが正直なところです。
周囲の方々から啓発されたところが非常に多く、働く意味を見つけるということよりも、多くの素敵な方に恵まれたことの方に感謝しています。あまり哲学的に考えても仕方のないテーマかもしれませんが、株式会社荒木は石油を始めとしたエネルギーを通じて人々の生活形成に貢献することが、最もコアな社会的役割であろうと思います。安心・安全の価値観を守ることも、イノベーティブな気風で新しい価値を提供することも、全てが「お客様の幸せのため」という共通軸に立脚していると考えてます。何のために働くのかというテーマに対する答は、多様な価値観があってしかるべきですが、今後入社する方々には「お客様の喜ぶ姿を見るため」という思いだけは共有したいです。その結果、喜びや達成感、時には挫折も共有できる仲間として、当社に加わっていただくことを望んでいます。